木工体験
本日の里山大学校は、木工体験。
ヒバの木を使って、木製の新聞ラックを作りました。
木工体験は2回目となり、道具の使い方も本日の参加者は手慣れてきていました。
まず、ラックの大きさを決めました。
見本は少し小さめの新聞を二つ折りにし、入れるタイプですが、皆さんマガジンラックがほしいそうで、少しサイズを大きめにすることに決定!
のこぎりで各パーツの大きさをそろえ、金槌とくぎでパーツをつなぎます。
アッという間に「オリジナルマガジンラック」の出来上がり!
最後は、仕上げのヤスリ掛けです。
仕上げを残して、少しお茶を飲みながらしばし休憩。
この休憩でとても大切なこと学びました。
青森と言えば「りんご」の産地です。りんご農家さんの友達を持つ参加者の一人が友達からこんなお話をきいたそうです。
「みんなりんごをたくさん食べてくれるけど、食べるとき、皮を厚く向いてたべるのを見るとなんだか、悲しくなってしまう。春からずーと大切に育て、やっと実になったリンゴを、粗末にたべてるなぁと感じてしまう。もっと大切に食べてほしいなぁと思う」
なんだか、ハッとしてしまいました。りんごを食べるときそんなこと思ったこともありませんでした。ただおいしい、おいしいとパクパク食べていました。りんごに限らず、どんなものだって、農家さんや職人さんが大切に大切に育てたり作ったりしたのもです。作り手の気持ちを考え食べたり、使ったりすることは、とても大切なことだと感じさせられて一場面でした。
今日作った作品も皆さん自分の手で作り上げたもの。出来上がった「マガジンラック」を見て皆さん「かわいい」といってくれてました。
作った時の苦労や出来上がったときの喜びを忘れず大切に使ってほしいとですね。
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