手づくり味噌講習
本日の講習会は、「手作り味噌」の講習会です。
旧正月が終わってから味噌つくりをするのが、津軽のしきたり。
1月に味噌作りをするとその年一年、「ミソ」がつくとか…※「ミソ」がつくとは、やることなすことうまくいかないこと
そのしきたりを守り、2月の本日味噌つくり講習会を開催しました。
昨日から、水に浸した大豆は、3倍もの大きさに膨れ上がっています。その大豆を大きな鍋で柔らかくことこと煮ていきます。元気村には、だるまストーブがあるので、そのストーブの上でことこと煮ました。だいぶ大豆が煮えてくるとホンワリ大豆の香りが漂います。
煮えた大豆を今度は、つぶしていきます。昔はすり鉢を使って大豆をつぶしていたようです。
今回は、ミンチの機械を使用しましたが、ちょっとすり鉢でも挑戦してみました。
やはり違いが出ました。機械ですりつぶしたものより、すり鉢で人の手ですりつぶしたほうが、柔らかく、きめが細かい!
やはり人の手はすごいと感じました。
さて、麹と塩とすりつぶした大豆をまんべんなく混ぜ、ハンバーグをつくるようにペタペタとまとめ、大きな樽へ空気が入らないように並べていきます。
これで仕込みは完成。
後は、じっくり熟成していくのを待つのみ。しかし、夏に一度「天地返し」と言い、再度混ぜ合わせてあげるとさらにおいしいお味噌が出来上がるそうです。
手をかけてあげるとよいものが出来るって本当のことですね。
出来上がりが楽しみです。
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